コンサートホールに週二回行った話
なぜか音楽の秋になっていて、
先週の日曜は、
ピアノレッスンを復活した妹の発表会。
子どもから大人まで参加の発表会ですが、
うーん、子どもたちの衣装すごいな、
自分が子どもの頃は、せいぜいこぎれいな
ワンピースぐらいでしたが。
(あれは借りるのだろうか)
年数だけは踏んでいて、
大抵の曲は頭に入ってるので、
(あっ、そこ違う)(ドファラや〜っ)
(飛ばしすぎじゃ、落ち着け)
など、いろいろ思いつつ拝聴していました。
しかし時々(これは上手いなあ‥)という
逸材がいまして、先々楽しみです。
音じゃなくて、ちゃんと曲になってる。
10歳ぐらいでみんなを引き込む演奏が
できるって、すごいね。
このまま伸びていってほしいと思うぞ。
まあ、あんなもんだろう。上出来では。
しかし人が舞台で弾いてると、
もらもらと弾きたい欲が湧いてきますねー。
(当方、ン十年師事してきた先生が
隠居されたため、現在は独習中)
同じ週の土曜日、
今度はプロの演奏を聴きに同じホールに。
(ピアノがカワイからスタインウェイに
変わっていた(^.^)
京都市とパリがお友だち60周年で、
ドビュッシー没後100周年でもあるため、
3連続コンサート。
今日は初期から後期作品を
概観する形でピアノ・デュオ。
初期はアラベスクとか、
ピアノを習う子ならお馴染みの
きれいな曲。
しかし個人的には、あとの方の、
渋めの曲がいいかな。
(弾くのはとても難しくなるのですが)
京大人文研の岡田先生が解説されたように、
ドビュッシー、なかなか大変そうな人生で
(自業自得なところがあるとは言え)
そういうもろもろが、音楽にも
影を落としていくのでした。
この辺は、青柳いずみこの著作にも詳しい。
ドビュッシー―想念のエクトプラズム (中公文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4122050022/ref=cm_sw_r_cp_api_glYWBb80Y6NKB
続きは来月、今度は室内楽の方面から。
また、ドビュッシーの違う顔が見られそうで
楽しみです。
今夜は久しぶりに、
「子供の領分」でも弾いてみよう。