残暑とマリメッコ
さてさて遅い夏休みで、
とはいえ旅行の予定もなく、
去年同様中之島の美術館めぐり
(といっても2つだけ)に
行ってきました。
一つは国立国際美術館の
「ウィーン・モダン:
クリムト、シーレ 世紀末への道」
例のクリムト展が近所に来なかったので、
せめてこちらに行きましょう、
と見に行ったのでした。
もう一つは東洋陶磁美術館で
&「マリメッコ・スピリッツ」というのを
やってまして、
東洋陶磁については特になにもなくても
年に一度はいくべきと定めているので、
一緒に見ることにした。
大阪で働いてた頃と違い、
最近は電車に乗ってどこかへ行くことが
極端に減ってしまいましたねー。
経験値を上げるために、行きは京阪、
帰りは阪急で帰る(笑)
ところで私はものすごい方向音痴なのですが
(本当にひどい。そのうえ道を訊かれやすい
ので、でたらめ教える)
案の定、渡辺橋で降りて反対方向に
歩いて行ったのだった。
で、ローソンの店員さん、お昼を買いに来た
サラリーマンのお兄さんなど、
いろいろな方のご助力で
なんとかたどり着いたのでした。
(てか去年行ったじゃないの。なぜ迷う)
これだこれだ。
(みんな国際美術館ではわからなくて、
科学館のとなりの・・というと
わかってもらえるのだった)
いかにもクリムトですな。
そこに至るまでのウィーンの美術についての
展示でした。それはそれで面白かったのだが。
メッテルニヒの革のブリーフケース
(大きい!かわいい模様がある!)のような
意外なものもあった。
あと、オットー・ヴァーグナーの
建築デザインとか家具とかがよかったですね。
(この建物の人)
行ってしまった。
いやー36度超えてたので、
あまりあちこちしたくなかったのよ。
オムライス、おいしかったです。
で、元気を出して難波橋(駅名にみんな橋が
つく中之島)の東洋陶磁美術館へ。
こちらはついでっぽく行ったのだが、
非常によかった。
フィンランドの陶芸って
かわいいのが多いですね。
(これは猫。みょーんとしている。
うなぎっぽい)
思いがけずルート・ブリュックも出ていて、
ゆっくり見れましたよ。
そしてこれがマリメッコ茶室。
ここは常設も素晴らしいし、
(油滴天目、飛青磁などなど)
川の近くでゆったりとした気分にさせて
くれます。
この方も相変わらず回転しておられたし。
写真撮り放題で、PiTaPaで割引あるし、
大変けっこうでした。また行こう。
しかし残暑というには暑すぎた一日。
自分へのお土産に渋いおぢさまTシャツ
(by Egon Schiele)買いました。